願い
秋を発見!友達を発見!

散策して発見した秋の素敵なもの面白いもの、友だちのいいところをたくさん見つけて伝え合おう!というのが今回のテーマです。
今回の集会を通し、同年の春の連盟集会やサマーキャンプで出来たフォーゲル仲間との繋がりをさらに深めていきたいというのと、自然の中で季節の移り変わりを楽しみながら感じとってほしいという考えから、この願いを立てました。
レポート
基本情報
プログラム
時間 | プログラム内容 | 担当 |
09:45 | 等々力渓谷入口に集合 | |
10:00 | 開会式 御祈念 モットー 委員長挨拶 チーム分け 注意事項確認 | R MF 隊員 TM R |
10:30 | 渓谷で紅葉狩り開始 | |
トイレ前広場で小休憩 ○自己紹介 ○チーム名決め ○落ち葉でお絵描きゲーム | TM | |
12:00 | 昼食&自由時間 | |
13:00 | 野毛大塚古墳横に集合 | |
秋のフォーゲル大運動会 ①準備運動 ②秋連想ゲーム ③お絵描きジェスチャー ④秋の進化ジャンケン ⑤ハンデくじ引きリレー 表彰式 | R TM TM KY KM TM R | |
14:30 | 閉会式 御祈念 モットー 友情の輪 委員長挨拶 フォーゲルの道 フォーゲルコール | R MF 隊員 R TM TO 隊員 |
15:00 | 解散 |
※担当のローマ字はリーダーのイニシャルです。
参加人数
参加者 | A班 | B班 | 合計 |
乳児 | 0 | 1 | 1 |
幼児 | 0 | 1 | 1 |
エッグ | 2 | 0 | 2 |
ネスト | 1 | 1 | 2 |
ジュニア | 0 | 0 | 0 |
シニア | 0 | 0 | 0 |
中心リーダー | 2 | 2 | 4 |
リーダー | 2 | 2 | 5 |
保護者 | 0 | 1 | 1 |
合計 | 7 | 8 | 15 |
行動班を2つに分けて散策しました。
午後のゲーム大会もこの班で対決しました。
※集会作りの中心メンバーと当日参加のリーダーは、分けた方が参考になるかと思い、別項目にしてみました。
参加者の持ち物
上記の他に空のペットボトルを持ってきている方がいて、子どもたちがそこに拾った「秋」を集めて見せ合いっこしていて、とても楽しそうでした。
※場所によって植物や生き物の採取が禁止のところもありますが、等々力渓谷は大丈夫みたいです。
リーダーの準備物
ホワイトボードとマーカーは100円ショップの物を使用しました。
スピーカーはBluetoothでスマホに繋ぐタイプの物で、「Anker Sound Core」という製品です。
施設の紹介
敷地内に全国でも最大級の前方後円墳、野毛大塚古墳がある公園です。
古墳には誰でも登ることが可能で、その大きさを体感することが出来ます。
こちらも世田谷区の公式YouTubeに紹介動画が載っていましたので紹介します。
ゲームの紹介
小休憩中のゲーム
渓谷内に落ち葉がいっぱいあったので、それを使ったゲームをしました!

ゲームの流れ
各チームから回答者を選出し、少し離れたところで待機させます。
他のメンバーにはお題が伝えられます。
落ち葉を使ってお題を絵で表現します。(制限時間1分)
出来た絵を回答者に見せ、それが何か当てることが出来たら成功です。
必要な物:落ち葉、お題のくじ
「秋のフォーゲル大運動会」のゲーム
秋の味覚といえば、やきいも!?
「イモ掘れホーレ」という曲をみんなで踊りました!
お芋掘りをイメージしながら、2人1組になり引っ張り合いっこをするダンスです!
大人も子どもも夢中になって踊りました!
『イモ掘れホーレ』 作詞: 福尾野歩 作曲:才谷梅太郎
YouTubeで踊ってる動画もあるようですのでぜひ探してみてください。
必要な物:スピーカー
最近はスマホにBluetoothで簡単に繋げられる便利なスピーカーがあります。
今回はAnker Sound Coreを使用しました。
紅葉狩りで見つけた様々な秋を思い出せ!
ゲームの流れ
まず1列に並び、順番を決めます。
手拍子でリズムを取ってゲームスタート。
リズムに乗りながら「秋といったら〇〇!」と秋を連想できるものを言います。
それに続いて皆も「秋といったら〇〇!」と繰り返します。
これを順番にやっていき、誰かが失敗するまで続けます。
今回は1チームずつ行いましたが、1人ずつ交互に並んでやっても楽しそうですね。
失敗パターン
もし秋と関係なさそうなモノを言ったとします。
例「秋といったら‘サッカー’!」
その場合、皆は「秋といえばサッカー!」と繰り返した後に、「サッカー??」と聞き返します。
審判がいるのであれば「その心は!」等、説明を促します。
説明し納得できれば「オータム」、納得できなければ「ノータム」と言います。
「オータム」が多ければ再開、「ノータム」が多ければそこでゲーム終了です。
今回は2チーム対抗なので、判断は相手チームに任せました。
※オータム(Autumn)は秋の意。ノータムはNOとオータムを合わせた造語。
必要な物:無し
渓谷で見た物や秋にちなんだものを思い出しながら、絵や身体で表現するゲームです!
ゲームの流れ
出題者は各チームから交互に1人ずつ選出します。
最初に以下から好きな手段を選び出題します。
・ジェスチャーで表現(60秒)
・絵で表現(60秒)
今回、回答権は全員で、早者勝ちにしました。
もし正解が出なければ、最初に選択しなかった方法で再び挑戦します。
必要な物:お題を書いたくじ、ホワイトボードもしくはスケッチブック
※今回のお題:ゴルフ橋、不動の滝、古墳、栗、秋刀魚、トンボ、湧水、お月見、焼き芋、松ぼっくり、お地蔵さま
湧水や古墳が子どもには難しすぎたのと、お題を漢字で書いてしまったのがリーダーの反省点。
進化ジャンケンの秋アレンジ!
勝ち抜いて「秋」に成れ!?
ゲームの流れ
進化の流れ:ドングリ→秋刀魚→トンボ→「秋」
皆最初に「ドングリ」になります。
同じ進化段階の者同士でジャンケンを行い、勝った者は「秋刀魚」に進化します。
さらに勝てば「トンボ」、またさらに勝てば「秋」になり、上がりとなります。
負けてしまった場合はひとつ退化します。
最終的にドングリ、秋刀魚、トンボが1人ずつになるので、そこでゲーム終了です。
必要な物:無し
運動会の締めといえばリレー!
年齢関係なく楽しめるようにアレンジしました。
ゲームの流れ
バトンとして、各チームにくじの入った袋を配ります。
自分の番が来た走者はスタートする前にくじを引きます。
そして、そのくじに書かれた方法で走ります。
その他は普通のリレーと一緒で、全員が走り終えたらゲーム終了です。
ハンデくじの内容
・スキップ
・横向き
・後ろ向き
・両足ジャンプ
年齢差があまりに激しい場合は年代別に難易度を分けて作ると良いかもしれません。
必要な物:ハンデくじ、くじを入れる袋、木やコーンなど目印になるもの
優勝チームには秋の味覚!「きのこの山」が贈られました!
負けてしまったチームには残念賞、春の味覚「たけのこの里」です。
必要な物:きのこの山、たけのこの里
感想レポート
秋の連盟集会は、「自然を感じる散策を!」と東京都にある等々力渓谷で開催しました。願いは、「秋を発見!友だちを発見!」ということで、委員長より「散策をしながら発見したことを友だち同士言葉にしてみよう!秋の素敵なもの面白いもの、友だちのいいところをたくさん見つけてたくさん伝え合おう!」という話がありました。
2班に分かれて散策を行いました。小さな川の細い脇道を通り、途中の神社や日本庭園、横穴(昔のお墓)などを見て楽しみました。私の班は、意外にも横穴に興味津々…。落ち葉遊びやどんぐり拾いをし時間がかかったので、予定していた昼食場所よりも手前の日本庭園でお弁当・おやつタイム。日本庭園で食べたこともあり、私たちは地域の行事でみかんの配布をもらえてラッキーでした。一緒にご飯を食べながら話をすると仲が深まりますね。
午後は、2班対抗の「秋の大運動会」。
ダンス「いもほれほーれ」みんなノリノリでフォーゲル外の子も参加したそうに見ていました。「秋といったら」 秋といえば…というのが意外と出てこなかったので大人も子どもも苦戦しました。「お絵描き・ジェスチャー伝言ゲーム」絵かジェスチャーでお題について伝えます。私にとって人生初のジェスチャーゲームでしたが、伝わった時はめちゃくちゃ嬉しかったです。「進化ジャンケン」どんぐり→サンマ→トンボ→秋の順に進化をします。ここで私のチームがボロ負けし10点以上の点差が開きました。「くじ引きリレー」くじで出た動きでリレーをします。ケンケンや後ろ走りで、大人が怪我をしないか心配になりました。結局最後のリレーで私のチームが逆転優勝し、秋の味覚「きのこの山」をゲットし運動会は幕を閉じました。今回初めて連盟集会に参加し、テーマを持って活動する大切さを実感しました。
秋を見つけようと思いながら、踏み込むことでいつも以上に気付けたことがたくさんあります。最近は、SNSやネットの広告を見ていると、自分の興味にあったものが出てきます。それはそれで楽しいですが、「興味のあること」に囲まれることで、世界が狭くなったり凝り固まったりしていると感じます。今回のように、子どもたちの囚われない見えるものに喰らいつく、できるできない関係なくやってみる気持ちを大人になって忘れていたように思います。普段持たないような「秋を発見!友だちを発見!」というテーマがあったことで自分にない視点で過ごすことができました。人の意見や考え方を柔軟に取り入れ、いろんな角度で考える事で人生を豊かにしたいです。短い時間ではありましたが、開会式での集合と閉会式での集合では子どもたちの表情・姿勢が違いました。それぞれに成長があったのだろうと思います。
リーダーKMによるレポート
※上記のレポートは「金光教フォーゲル誌 第567号」に短縮版が写真と共に掲載されていますので、良ければそちらもご覧ください。
準備の様子
会議はZOOMで5回行いました。
画面共有機能が便利で、地図や下見の写真を共有しながら説明したり、Wordをホワイトボード代わりにしてメモを取りました。
1〜2と4〜5の会議は東日本連盟の主要リーダー全員、6の会議は当日中心となって動くリーダーのみで行いました。
下見は10月8日にKYとRの2人で行きました。
主に確認したのは以下の項目です。
以下現地で分かったことを紹介します。
集合場所
駅前は踏切になっていて危ないので没。渓谷入り口付近に掲示板のある小さなスペースがあったので、そこを最有力候補としました。ただ場所が広くなく人通りも多いので、開会式を簡略化しようという話になりました。
渓谷内のルートと所要時間
道が狭いので注意事項に入れようという話に。
蚊がとても多かったので、虫除けスプレーを持ち物候補に。(本番の頃には減っていました)
渓谷内のトイレ前に広場があったので、ここでちょっとゲーム出来るかもねという話をしました。
トイレ前にボランティアの方が立っていて、渓谷の地質の話を聞くことが出来ました。地元の方々が毎週土曜と水曜に交代で案内をしているそう。11月末にまた来ることを伝えると、紅葉が見頃だろうと教えてくれました。
展望スペースに行くとカエデやイチョウの木が沢山見えたので、本番に期待出来そうでした。
所要時間は普通にゆっくり歩いて1時間弱。これならお昼までに回り終われるねという話に。
昼ご飯の場所
渓谷出口にある日本庭園の広場が良さそうだねという話になりましたが、その後行った玉川野毛町公園も広くて良さそうだったので、行動班の判断に任せるという話に。
午後のゲーム大会の場所
あらかじめ見当をつけていた玉川野毛町公園は親子連れが多かったが、かなり広いのでゲームが出来るだけのスペースは十分確保できそうでした。
公園内に大きな古墳があり、自由に登ることが出来るので、良い体験になりそうだと感じました。
主にKYとR、TMの3人で話し合って考えました。
願いにあるように秋を感じられる集会にしたかったので、如何にゲームにそれを絡めるかが問題でした。最終的には先に紹介した内容で落ち着きましたが、せっかくなので話し合いで出た他のゲーム案を紹介します。
ゲーム案 | 内容 | 没にした主な理由 |
落ち葉集め | 時間内に集めた落ち葉の量を競う | 前日に雨が降りそうだった |
落ち葉投げ | ゴルフのように落ち葉を投げ、ゴールを目指す | 時間が掛かりそう |
落ち葉キャッチ | 高いところから落ち葉を落としてキャッチ | 高いところがあるか情報があやふや |
けん玉作り | 紙コップと松ぼっくりでけん玉を作る | 松ぼっくりがあるかわからない |
説明クイズ | お題の物をその名前を使わずに説明する | ルールや判定が難しい |
落ち葉を使ったゲームというアイデアはとても良かったと思うのですが、本番前日辺りの予報が怪しく、葉が濡れてる可能性を考慮して泣く泣く没に……。
なので「落ち葉でお絵描き」も没の予定でした。
が、当日リーダーTMの機転でミニゲームとしてする事が出来ました!
さいごに
遠足型の集会は、知らない場所や、知ってても自分1人では行かないような場所に行ったり、出来ない体験をすることがあります。それによって自分には無かった視点が得られたり、真新しい興味関心が生まれたりします。それが遠足型集会の一番良いところだなと、2022年に2回行なった連盟集会を通して感じました。
リーダーKY
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