開催:ウインズフォーゲル隊
天候:初日曇り、2日目雨
日時:2023/2/24(土)〜25(日)
場所:Tリーダーの家
はじめに
願い
参加隊員はシニア2人なので「リーダーになる」ことを意識した①と、東日本連盟の基本方針である「あらわそう神心〜ありがとう 自分にみんなに神様に〜」を基礎にした②③の3つの願いを立てました。
①自立
自分たちで夕食のメニュー決めや買い出しをすることから始めて自炊することで、リーダーになるための自立につながってほしい。
②1年を振り返りよろこびを見つける
年度末が近づいている時期に今年度を振り返ってよろこびを見つけ、神様への感謝を思うきっかけになってほしい。
③よろこびを語り合う
他者の話に興味をもって傾聴し、よろこびを語り合うことで、人の話から何か気付きを得てほしい。
レポート
基本情報
会場
今回の会場はTリーダーの家、M家です。
参加人数
参加者 | 人数 |
乳幼児 | 1 |
エッグ | 0 |
ネスト | 0 |
ジュニア | 0 |
シニア | 2 |
Pチーム | 3 |
リーダー | 1 |
保護者 | 0 |
合計 | 7 |
※Pチームはプログラムチームの略。企画運営担当リーダーを指す。今回はマネジメントも兼務。
プログラム
1日目
時間 | プログラム内容 | 担当 | 備考 |
16:00 | S線K駅集合 | Tリーダーの自宅へ車で移動 | |
16:30 | 開会式 会場説明 | R T | |
17:00 | プログラム①夕食作り 夜ご飯を考える | 願い①を基にしたプログラム 予算は2500円 | |
17:30 | 買い出し | 近所のスーパーで | |
18:00 | 調理開始 | 隊員が指示役 | |
19:00 | いただきます 食器洗うなど片付け | ||
20:00 | お風呂屋さんへ | ||
21:30 | プログラム②1年を振り返ろう | R | 願い②を基にしたプログラム Rが用意したワークシートに取り組む |
22:30 | 自由就寝 |
2日目
時間 | プログラム内容 | 担当 | 備考 |
3:45 | 起床 | ||
4:15 | 朝礼 | R K | |
4:30 | プログラム③徒歩で海岸へ行く 出発 | RとK | 願い③を基にしたプログラム 前日のワークシートの内容を話しながら歩く |
6:00 | 海岸に到着 | ||
7:00 | 海岸出発 | ||
7:30 | 朝マックを食べる | ||
8:00 | 電車に乗る | ||
9:00 | 横浜西教会着 二日間の振り返り | R | |
9:30 | 閉会式 | ||
10:30 | 横浜西教会の月例祭に参拝 |
※プログラムの詳細は後述。
参加者の持ち物
リーダーの持ち物
※各詳細と用途はプログラム詳細で紹介
プログラム詳細
プログラム① 夕食作り
担当リーダー
- 献立を考える
買い出しの予算:6人分で2500円
メニューを決める時の話し合いでは、シニアの隊員二人とも積極的に発言していて素晴らしかったです。ハンバーグやパスタなどたくさんの案が出ました。その中でも予算を有効に使うために、一つ買えば複数のレシピに使えるジャガイモを中心に考えました。
《決定した夕食のメニュー》
肉じゃが(お肉は豚肉)、ポテトサラダ、野菜スープ - 買い出し
アイスクリームを買うため、肉じゃがの肉を牛から豚に変更しました。
実際に使ったお金:24●●円
買い出しにかかった時間:30分 - ラベルふりかえり
料理が終わった後には、想定していた必要なもの以外に、「これがあったらよかったな」「想定していなかったけれど、これを使ったな」というものを挙げて、予想と結果の違いを確認しました。リーダーになった時に活かせる考え方を学ぶ有意義な時間になりました。
プログラム② 1年を振り返ろう
担当リーダーR
下のワークシートを使い、1年を振り返りました。
クリックで拡大できます。
赤字部分は実際は空欄です。次の質問内容に影響されず、「できごと」にうれしかったこと以外の何でも書いてもらえるように、あえて空欄にしています。
TOP3の②「影響を受けた人」は、「この人のこんなところがいいと思っている、この人と関われたから今の自分はこう思えるようになった、こう成長した」という人を挙げてもらいたいという願いがあります。
プログラム③ 徒歩で海岸へ
担当リーダーR、K
- 4:30M家出発
朝4:30に家を出発し、歩いて海岸を目指しました。リーダー2人とシニア2人が参加。歩く時はリーダーと隊員が1対1のペアになり、前日に行なったワークシートの内容を話しながら深めて歩きます。途中40~45分ぐらい経ったところでペアを交代しました。
- ワークシートを振り返りながら歩く
私(R)は隊員とワークシートの特にTOP3に何を書いたかを中心に話しました。たとえば「影響を受けた人」ではどんな影響を受けたのか、その影響を受けてどういう気持ちになったかなどを深掘りしました。
隊員に「どんな影響を受けたの?」と質問すると、その人がどういう人なのか、いつ知り合ったのか、そして「こんなことを言ってくれて私はこう思ったんです!」といきいきと話してくれました。自分を肯定してくれている存在や、尊敬できる存在がいることに気がつくきっかけになったようで、私はとてもうれしかったです。
- 6:00海岸へ到着
海岸で記念写真を撮りました。
- 7:00海岸出発
あいうえお
- 7:30マックで朝食
- 9:00教会に到着
- ふりかえり
閉会式前の振り返りで、徒歩プログラムが取り組みやすかったかどうかを聴くと、みんなで一緒に話すと特定の人に話す機会が偏ったりするけれど、1対1だとそんなことが無くてとても話しやすかったと言ってくれました。
準備と反省
準備
会議は電話で行ないました。
- 2/7願いや、夕ご飯、徒歩プログラムの内容の決定
- 2/19ワークシート内容の検討
Rリーダーが作成したプログラムの叩き台を基に、細かい部分の確認を行いました。
- 2/23ワークシート改善版の確認、プログラム最終確認
- 2/24本番1日目
反省
プログラムリーダーR
①ワークシートの項目
ワークシートの「できごと」の欄にはみんな主にうれしかったことを書いていたので、「うれしかったこと」という欄は無くして「何がうれしかったのか」など深掘りできる内容にしてもよかったのではないかと思っています。また、心の矢印も、書いてみるとみんなほとんど上向きになることが多かったようです。つらかったことや悲しかったことなどは記憶にあまり残らず、また、覚えていたとしてもワークシートに書きづらいということがよくわかりました。
②プログラムの導入
ワークシートに取り組む前の導入があまりうまくできませんでした。どう言えば良いのかわからず、最終的に他のリーダーに補足をお願いしてしまいました。うれしかったことの欄に「うれしかったことを書いて喜び探しをしてください」と言うだけでは導入にならないことを痛感しました。「何がうれしかったのか、なぜうれしいと思えたのかを深く掘り下げて書いてください」と言うなど、具体的に言えたらよかったです。「かかわった人」という質問に対しても、なぜこの質問に取り組んでもらう必要があるのか、どんな願いでこの質問を用意したのかを集会が始まる前に自分でもう一度確認しておくべきでした。また、具体例を出すなどしてワークシートへの向き合い方をもう少しわかりやすく示せるような工夫が必要でした。
さいごに
導入の大切さ
プログラムリーダーR
集会全体でも、一つ一つのプログラムに対してでも、導入で何を言うかによって参加してくれた隊員の取り組み方が変わります。今回の集会では2023年度を振り返るワークシートに取り組んでもらいました。みんな集中して取り組んでくれてうれしかったのですが、もう少し導入で、どういう願いのもとで、どんなことを書いてほしいか具体的に言えれば、より取り組みやすかったのではないかと反省しているところです。良い導入をするためには、願いを理解していることが必要だと思います。「このプログラムにはこういう願いがあるのだから、隊員にはこう伝えよう!」と、願いから隊員の姿・気持ちを想像して導入が言えるようなリーダーになりたいです。
今回の集会は私も参加していて楽しかったです。2人の隊員からうれしかったお話を深く聴くことができて、こちらも幸せな気持ちになりました。この集会で見つけられた喜びを大切にしながら、また新たな年度でもうれしいことにアンテナを向けて元気な心で過ごしてほしいと願っています。
コメント