開催:フォーゲル東日本連盟
天候:晴れ 最高気温25.5度
日時:2023/11/4(土)
場所:横須賀の無人島「猿島」
はじめに
願い
笑って困難にあたる
集会テーマ
冒険家入門 無人島でミッションに挑戦!
今回の集会の舞台は「無人島」。船で島に向かうワクワク感と廃墟の中を進むドキドキで、笑って困難に当たる冒険心を育てようという願いを立てました。
レポート
基本情報
会場
今回の舞台は神奈川県横須賀市の無人島「猿島」です。ここには幕末から第二次世界大戦にかけて日本軍の防衛拠点がありました。現在は一般に開放されており、船で行くことが出来ます。島では廃墟となった防衛設備跡の見学や砂浜でのバーベキューが出来るようになっています。
参加人数
参加者 | 人数 |
幼児 | 1 |
エッグ | 4 |
ネスト | 0 |
ジュニア | 0 |
シニア | 1 |
Pチーム | 4 |
リーダー | 2 |
保護者 | 2 |
合計 | 14 |
※Pチームはプログラムチームの略。企画運営担当リーダーを指す。今回はマネジメントも兼務。
プログラム
時間 | プログラム内容 | 担当 | 備考 |
10:00 | 集合 受付 | H | |
10:30 | 乗船 | ||
10:40 | トイレ休憩 | ||
10:50 | 開会式 | K | 関所担当リーダーRHMは潜入開始 |
11:10 | 説明 | K | |
11:30 | ミッション ①猿島を調査せよ! ②潜入中のリーダーを探せ! | K | ①と②は同時進行 |
・リーダーA ・リーダーB ・リーダーC | R H M | ・ビンゴのヒント ・島名の由来 ・記念撮影 | |
12:40 | 昼食 | 地図右上のドクロ手前の広場 | |
13:15 | ミッション ③最終試練 | K | |
・ゲーム① ・ゲーム② | R H | ・身体で大きさを測ってみよう ・目隠し競争 | |
14:10 | 参加賞授与 | K M | お菓子を配る |
14:20 | 閉会式 | R | 乗船場近くの浜辺 |
14:30 | 自由時間 | 乗船場近くの浜辺で遊ぶ | |
14:45 | 乗船 | ||
15:00 | 解散 | K |
※各ミッションの詳細は後述。
参加者の持ち物
※参加費は島への往復費
リーダーの持ち物
※各詳細と用途はプログラム詳細で記述
プログラム詳細
- 10:00集合、受付
担当リーダーH、K
担当リーダーは事前に全員分のチケットを購入する必要がある為、9:30頃に集合しました。
島までは意外と近いので、船に乗ってる時間は約10分。先頭に立つと波が迫ってくる様子がよく見えるため、臨場感があり、冒険気分を味わえます。 - 10:30
- 10:40到着、トイレ休憩
- 10:50開会式
担当リーダーK
砂浜で開会式をしました。波の音が結構大きくて声が通りづらかったのが少し想定外でした。
トイレが島の入口付近にしかない為、できる限り出発前に済ませ、途中行きたくなってしまった場合はリーダーに伝えてから誰か大人と行くように伝えました。 - 11:10
- 11:30
- 12:40昼食
地図右上のドクロ部分は封鎖されている為、人通りも少ないだろうと予想し、ここで昼食にしました。封鎖されていることを知らなかった人たちが定期的に来ましたが、ここは道が膨らんでおり、ちょっとした広場のようになっている為、あまり問題はありませんでした。
- 13:40ミッション③
準備と反省
会議と下見
準備はPチーム中心で行いましたが、会議自体は東日本連盟全体で行ないました。
- 9/10開催日程決定
LINEでアンケートを取りました。
- 9/29開催地の候補選出と決定
Zoomで会議しました。夏のキャンプが台風の影響で中止してしまったということもあり、自然を感じる集会にしたいという話になりました。結果、猿島に決定しました。
- 10/10集会の願いと雨天開催地の仮決定
Zoomで会議しました。この時点での願いは東日本連盟の2023年度基本方針と同じでしたが、この後下見に行った際に「勇気」が良いという話になりました。
- 10/14下見
K、H、Mの3人で行きました。目的は現地を確認して、集会テーマを決めることと、出来そうなプログラムの発案です。ガイドツアーに参加して島の歴史を学びつつ、コース確認をし、関所や昼食の場所、ゲームが出来そうなポイントを探しました。島を一周した後、管理棟の展示を見てネタ探しをし、休憩スペースで集会のテーマとプログラムについて話し合いました。船に乗って島に向かうワクワク感や、雰囲気のある廃墟や暗いトンネルを通るドキドキから、テーマは「冒険」が良いという話になりました。
- 10/26プログラムの詳細と役割の決定
Zoomで会議しました。Kが組んだプログラムの確認と、関所に立つリーダーの選出や、創作ゲームのアイデア出しをしました。
- 10/31ゲームの決定と最終確認
Zoomで会議しました。Pチームの役割の再確認と考えたゲームのルールを決定しました。
- 11/4本番当日
ワークシートの作成
担当リーダーK
「冒険家」という集会テーマを演出するためのワークシートを作成しました。イメージは古い宝の地図です。ワークシートをそのまま記念に残せるようにしたいなと思い、少し熱が入りました。島の地図は公式ホームページ等にも載っていますが、少し細かくて大人向きな感じだったので、デフォルメしたものを自分で作りました。
今回小学1年生の隊員が多かったので、ワークシートは平仮名多めで、漢字にはできる限りふりがなを振りました。紙はクラフト紙を選び、古めかしさを演出。シールは光沢紙に印刷してひとつずつハサミで切り出し、裏に両面テープを貼って作りました。
地図とワークシート、シールの画像はiPadで制作しました。ワークシートのイラストは「いらすとや」から持ってきたものがほとんどですが、ウミウ・だんやくこ・へいしゃの絵はないので、自分で描きました。イラストは「 Procreate」、作図や文字のレイアウトは「Affinity Designer」というアプリで行ないました。
反省
指示と時間配分
指示の出し方と時間の見積もりが甘かったなと感じています。思った以上に出発に時間が掛かってしまい、道中もコミュニケーションを取りながらでゆっくり進んだので、12:00昼食の予定が12:40になってしまいました。
関所の位置
ガイドツアーの団体がひっきりなしに通るのが想定外でした。関所でその場所の説明を子どもたちにしていると、後ろから来たガイドの方に迷惑がられました。たった数分のことで、長時間場所を占有したり、大声で話をしていたわけではないので、少し残念な気持ちになりましたが、隊員には影響がなかったので良かったです。事前に禁止事項(猿島公園管理要領)を確認してからプログラムを組みましたが、こういうことは実際に直面してみないとわからないなと思いました。
さいごに
集会作りの感想
テーマや小道具を工夫することで、非日常感が演出出来れば、隊員たちが目的意識を持って楽しく取り組んでくれるのではないかという考えで準備に臨みました。それ自体はどこまで効果があったかは定かではありませんが、笑顔あふれる集会でした。集会後、参加隊のリーダーから隊員たちが「また猿島にいきたい!」と言っているという嬉しい報告がありました。
遠足型集会はその場所を観光するだけでももちろん楽しいのですが、集会という意識を持って企画することを今後も忘れないようにしたいなと思います。
コメント
集会レポートありがとうございます。
ウインズのリーダーの演出で、
いわおの隊員たちもとても楽しむことが出来ました。
宝の地図が秀逸で、
デザインもさることながら、
紙質等にもこだわって頂き、
大人が「すご〜い」って驚くレベルでした。
かなり人が多く、
狭いところなので、その辺の折り合いが難しかったですが、
上手に進行してくれたと思います。
また、ゲームも少人数だったので、
いつもと違うアプローチのゲームだったので、
隊員たちもいい経験ができたと思います。
…そのあとは、砂浜で走り回ったり、
解散後も公園や「軍艦みかさ」で走り回ってましたので、
1日満喫したようです。
事前の準備から、当日も含め、
色々と考えてくださり、ありがとうございました!